#8 溶岩流にのみこまれた町 カラパナ [2010年 ハワイ島]
ヒロから南に下って、カラパナを目指す。
ハワイ島の地図を見るとわかるけれど、道路が断絶している。1990年頃の噴火で溶岩流にのみ込まれてしまった為だ。
地球は生きている。今も活動を続けている。
カラパナで最初に立ち寄ったのは、デッドエンドにあるドライブイン VERNA'S Kalapana DRIVE IN
溶岩地帯の小道を歩いていくとブラックサンドビーチがあるというので、向かってみる事に。
ところが・・・・・。
「レフアが咲いてるよ~」
火山の女神ペレの怒りにふれ、木と花になったカップル「オヒア」と「レフア」。
普通、桜の木に咲いているのは桜の花。
でも、この赤いお花は「オヒアという木」に咲いている赤い「レフアという花」。木と花の名前が別々だったりする珍しいもの。
ハワイを訪れる時は、ハワイの神話を勉強してからの方が絶対楽しめると思う。
ワタシは知らずに行ったので、これから色々調べてみようかな。
そして、ここでもみんなの足がちっとも進まず、レフアに絡みまくり。
さちさんボソっと「僕達予定通りにはいかないんだよねー・・・、ココはひっかかるもんないと思ったんだけどナ。。。」
10分で行ける所が1時間なんて、よくある事らしい(笑)
結局ここも時間切れでブラックサンドビーチまでたどり着けず、
ドライブインのおじさんに聞いたオーシャンエントリーが見えた場所に向かう。
車を降りてから、ずんずんずんずん歩く。
途中で偶然、yoshimiちゃんが知り合いに会うというハプニング。世界は狭いなァ。
一面に広がる溶岩地帯。10年たって、やっと住人が元の土地に戻れるようになったらしい。
溶岩にのみ込まれちゃっても、やっぱ住んでいたところに戻ってきたいもんなんだね。
どれ位歩いたんだろう。
駐車場のところについたらロープが張ってあって行き止まり。GWの頃に溶岩が流れて埋まっちゃったらしい。
本当はこの駐車場までクルマできて、オーシャンエントリーが見える展望台まで行けるハズだったらしい・・・・。
あ゛~、オーシャンエントリーが再開したと聞いていて楽しみにしていたのに、まさか埋まってしまうとは。
3ヵ月したら溶岩ウォークが出きるようになるみたい。自然には逆らえないね。
他の観光客がこの場所を離れないので、なんとなく日没を待っていると・・・・
山肌が赤く燃えているのが見えてきた!やっぱ活動しているんだ。
ついに三脚デビューを果たす時ですよ。この旅のためにヨドで条件を伝えてオススメを聞いて購入しましたよ。
焦るな焦るな、ピント合ってませんよ~。
ペレの顔のように撮れた人もいたみたい。アタシはどう????
10秒、15秒とか30秒とかシャッタースピード色々試して撮ってたら、途中でバッテリーが切れてしまった。
予備バッテリー持ってたけど、真っ暗闇での不慣れな交換は危険と判断して終了。
ちょっとした事件もあったりしたけど、いい経験出来たなぁ。
街灯なんか無いから、帰りは持ってきた懐中電灯つけながら満天の星空の下を
赤く燃える山を見ながら戻ってきた。
流れ星が見えたよー。
大きな空で、流れる距離も長いけど、願い事唱える時間なんかなかった。
溶岩流れてきてるんですね、知らなかった!
噴火とか、溶岩とか聞くとコワイけど、ハワイ島は共存してるイメージがあります~
by けい (2010-06-26 06:56)
> けいチャン
地球ってすごいよね。ハワイ島は生命力を感じたよ。
共存、そうかも。住ませてもらってるのかも。
by shiho (2010-06-26 22:21)